小山昇の罰金飲み会が地獄だと話題になっています。
小山昇が代表取締役社長の株式会社武蔵野では
「飲みニケーション」を制度化しており、
多いと週5ペースで上司との飲み会が実施。
「サシ飲み手当」というものもあり、
飲み会が強制的に行われます。
その飲み会では2分ピッタリで話さないと罰金というルールがあり、
「自分だったら辛い」という声が殺到しています。
さらに飲みニケーション文化のため、
「お酒が飲めない」「お酒が苦手」
という人は面接で不採用になる徹底ぶり。
今回はそんな小山昇の宴会文化について解説します。
・小山昇の罰金飲み会が地獄だと話題
・(株)武蔵野は多いと週5で宴会、上司とのサシ飲みも強制
・「お酒が飲めない」「お酒が苦手」という人は面接で不採用
・遅刻すると罰金する文化も
小山昇の罰金飲み会が地獄だと話題

小山昇の罰金飲み会が地獄だと話題になっています。
きっかけはある小山昇のインタビュー記事でした。
小山は年間最低50日は社員と飲むようにしていると話し、そこではテーマを決めて罰金ありの企画をしています。
ただ、ここからがおもしろいんですよ。
ひとりの話が2分を超えても罰金、2分を切っても罰金(笑)。
罰金はその場に1000円づつ出していって、最後にじゃんけんで勝った人が、そのまとまったお金を持って帰れるんです。ちなみに私と飲む場合は、会費は職責×1000円ですので、課長は3000円ほど。じゃんけんで勝った人は払わなくていい。だからみんな真剣にじゃんけんしちゃったりしてね(笑)。
参考記事:https://www.business-plus.net/special/0912/61901.shtml
マイナビが300人に実施したアンケートによると、「職場の飲み会に行きたくない」という人は52%。
(参照元:https://news.mynavi.jp/article/nominication-1/)
半分以上が「行きたくない」飲み会に罰金制度があったら、当然さらに飲み会嫌いになるでしょう。
小山昇が実施する飲み会では「2分ピッタリで話さないと罰金」という独自ルールがあります。
社員は1,000円、課長は3,000円です。
もともと参加に数千円かかる上に罰金制度がある飲み会が「地獄」と話題になったわけですね。
(株)武蔵野は多いと週5で宴会。「部下とのサシ飲み」が出世条件
最低月3回の「公式飲み会」。罰則もあり。
小山昇が代表取締役社長の株式会社武蔵野では
「飲みニケーション」を制度化しており、
多いと週5ペースで上司との飲み会が実施されます。
「多くて週に5日、1ヶ月で言うと・・・14~5日飲む月もありますね」
1日でも会社の飲み会が苦痛な人にとっては週5となると地獄ですね。
なぜこんなに飲み会が多くなるのか?というと、
最低月3回の「公式飲み会」が会社の規定で義務化されているからです。
・部門懇親会
・事業部ごとのグループ懇親会
・上司との対談飲み会
これはあくまで課長の立場の人の場合、
さらに上の立場であれば「巻き込まれる」人数は増えていくでしょう。
「部下とのサシ飲み」が出世条件。
さらにこの会社の規定では
「公式飲み会」を怠った場合の罰則も定められています。
もしやらないと始末書を書くハメになってしまうのです。
いずれにせよ、部下を持っている人は、部下を誘って飲みに行く回数が少ないと、
警告から、ひどければ更迭されてしまいますから。
部下を飲みに連れて行かないと始末書、警告、更迭が待っている会社。
なかなか常識では考えられないルールですね。
この規約の裏には、「よく飲むヤツほど出世する」という小山の理念があります。
そこにお酒が入ると、潤滑油となってコミュニケーションを深めてくれるわけで、相互理解が高い人とそうではない人、どちらのほうが仕事において差が出るかは、言うまでもありませんよね。
「部下とのサシ飲み」促進の福利厚生
さらに株式会社武蔵野には、「部下とのサシ飲み」促進するための福利厚生制度があります。
・サシ飲み手当
→管理職は部下とサシ飲みしてマンツーマンでコミュニケーションを深めることが推奨されています。手当も出ます。
・懇親会手当
→部門で月に1回の懇親会が義務付けられ、管理職には最大月3万円の手当が支給されます。
・夢の共有
→半期に一度、部門の異なる幹部と一般社員でサシ飲みが義務付けられています。他の部門のベテラン幹部が夢を語ることで、一般社員のモチベーションアップに繋がります。上司部下のサシ飲み同様に、手当が出ます。
参照元:https://recruit.musashino.co.jp/working/welfare/
「お酒が飲めない」「お酒が苦手」という人は面接で不採用
株式会社武蔵野で最も驚いたのは、
「お酒が飲めない」「お酒が苦手」という人は面接で不採用にするということです。
どんなに優秀でも、どんなに熱意があっても「飲みニケーション」ができない社員は入社できません。
「お酒が飲めない、あるいは、お酒を飲みに行くのが好きじゃない男性は、採用しません」
少し気になるのが「男性」に対象を限定しているところ。
女性だったらお酒が飲めなくても採用されるということでしょうか。
話は変わりますが、会社面接では「いかにして内定をもらうか」を第一に考える就活生が多いです。
ですので「なんとしても内定がほしい」という方は、仮にお酒が飲めなくても「お酒好き」を全面にアピールするでしょうね。
株式会社武蔵野の内定をもらった下戸の方は、少し入社を考えた方がいいかもしれません。
「お酒が好き」という著者ですら、週5の飲み会はなかなかきついです。
企業と就活生のアンマッチが叫ばれる現代で、「悲劇」が生まれないことを祈ってやみません。
遅刻すると罰金する文化も
ここまでは小山昇の経営する「株式会社武蔵野」の宴会文化について解説してきました。
最後に「株式会社武蔵野」にある「遅刻罰金制度」について紹介したいと思います。
たとえば私や上長が「遅刻をするな」と口で言ったところで、遅刻癖がある人が遅刻しなくなるわけではない。ではどうするか? 当社の場合は罰金を科します。
小山はインタビューでこのように答えていました。
飲み会のときもそうでしたが、罰金制度にかなりこだわりがあります。
その罰金総額は年間80万円以上にもなるそうです。
罰金の額については明言されていませんでしたが、
小山自身「なんせ額が大きい」と話しているので
仮に80回遅刻があっても(なかなかそんな会社はありませんが)
1回1万円の計算になります。
ちなみに遅刻してきた社員は「遅刻しても明るく拍手で迎えられる」そうです。



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